理事・監事の役割と責任に関するQ&A
Q1. 理事とはどんな役割ですか?
理事は、理事会を構成し、定款の定めおよび理事会の議決に基づいて法人の業務を執行します。団体の方向性や活動方針について理事会で意見を出し、運営の健全性を支える立場です。実務は代表理事と専務理事が中心に担いますので、理事の皆さまには主に意思決定や助言をお願いする形になります。
Q2. 監事とはどんな役割ですか?
監事は、法人の業務や会計が適正に行われているかをチェックする役割です。理事とは異なり、意思決定には加わらず、第三者的な立場から団体の健全性を見守ります。年に数回、会計書類や活動報告を確認し、必要に応じて意見を述べていただきます。
Q3. 代表理事と専務理事の違いは?
代表理事は法人を代表し、業務を総理する立場です。団体の顔として、方針や意思決定を担う総責任者です。
専務理事は代表理事を補佐し、業務執行に関する実務統括を担います。現場の運営や調整を担う実務責任者であり、代表理事に事故あるときはその職務を代行します。
Q4. 理事会はどのくらいの頻度でありますか?
月1回程度を予定しています。事前に議題を共有し、ご都合に応じてご参加いただければ大丈夫です。
Q5. 理事になると金銭的な責任が発生しますか?
通常の活動を誠実に行っていただければ、個人が金銭的責任を負うことはまずありません。借入金の保証人になることもありません。
Q6. 実費の弁償は可能ですか?定款との整合性は?
はい、可能です。定款第19条により、役員が職務を執行するために要した費用は弁償することができます。
また、その方法や範囲は理事会の議決を経て、代表理事が別に定めることとされています。交通費などの実費についても、理事会で方針を定めたうえで、適切に対応いたします。
Q7. 法的な責任はありますか?
以下のような義務がありますが、常識的な判断と誠実な行動をしていただければ問題ありません。
- 善管注意義務: 普通の経営者としての注意義務。重大な過失があれば損害賠償責任が問われる可能性があります。
- 忠実義務・目的遵守義務: 法人の目的に沿った活動を行う必要があります。
- 利益相反の回避: 自分や家族の利益と法人の利益が衝突する行為は避ける必要があります。
- 理事会への参加: 議論や決議に参加し、運営に責任を持つ姿勢が求められます。
- 登記情報の公開: 代表理事の氏名は登記簿に記載され、公開されます(理事全員ではありません)。
Q8. 責任が問われるのはどんな場合ですか?
以下のような例外的なケースです。
- 資金の私的流用や虚偽報告など、故意または重大な過失によって法人に損害を与えた場合
- 法人の目的に反する活動や、個人的な利益を優先した行動を取った場合
- 理事会での意思決定に著しく不誠実な対応をした場合
Q9. 任期はどのくらいですか?途中で辞められますか?
定款上の任期は2年ですが、途中で辞任することも可能です。まずは1年間、無理のない範囲で関わっていただければと考えています。